株式の売買手数料について
今日は株式の売買手数料についてお話しします。
投資信託と同様に、株式投資をする場合も取引のコストについては注意しなければなりません。当たり前の事じゃないかと思われるかもしれませんが、私はこの基本的なことをおろそかにして失敗してしまいました。そんな私の失敗談を基に、皆さんも気を付けた方が良いと思われることをお話しします。
私の失敗談 証券会社の本支店口座で取引
私が以前大手証券会社に勤務していた時には、株式の取引には制約が多いため、全く取引はしませんでした。ただ、証券会社に入社する前から保有していた株式は、本店に口座を開設して、そこで保有していました。証券会社を退職した後、値上がりしていた株を売却することにし、インターネットで注文、売却をしました。インターネットを使った取引だったので、売買手数料は一般的なネット証券の手数料と同じレベルのものと勝手に思い込んでいましたが、取引明細を見てビックリしました。手数料が約定金額の約1%もかかっていたのです。インターネットを使って取引したのに、何でネット証券の10倍の手数料がとられるんだ!
理由は、本支店の口座での取引の場合は、インターネットを使って注文しても、ネット証券とは手数料体系が異なるのです。がーん、長年証券会社に勤務していながら、そんなことは知りませんでした、、、。
仕方ないので、その証券会社の系列のネット証券に口座を開設して、本店の口座から株式を移管しました。系列のネット証券は、手数料は最安値という訳ではなかったのですが、前の勤務先に義理を感じて(?)、そこにしました。でも、将来売却して現金化する場合には、少しでも手数料が安い方がいいので、他のネット証券に移すつもりです。
教訓
上のケースは、私の無知による失敗で恥ずかしい限りですが、皆さんも次のようなケースには気を付けた方がいいでしょう。
- ご両親がお亡くなりになって相続した株式を売却して現金化する。
- ご両親が証券会社に勧められて保有していた株式を、子供に贈与するため、あるいは自分の老後資金に充てるために売却して現金化する。
このようなケースにおいては、日頃株式の取引にあまりなじみがないと、証券会社に電話して注文する場合もあるかもしれませんが、それだと私の失敗談のように高い手数料をとられてしまうことがあります。事前によく確認して、もし、手数料が高い口座の場合は、手数料の安いネット証券に移管してから売却することをお勧めします。移管に際しては、移管元の証券会社に移管手数料を支払わなければならない場合がありますが、それでも売買手数料に比べたら安いことが多いので、よく確認してください。
私が現在口座を持っている大手証券会社系列のネット証券は、来年から移管手数料がとられることになっているので、今急いで移管の手続きをしています。
最後に、参考として手数料の比較を載せておきます。
1注文の約定金額 | 30万円 | 100万円 | 500万円 | 1,000万円 | 3,000万円 | 5,000万円 |
大手証券系列ネット証券 | 324円 | 1,029円 | 5,142円 | 10,285円 | 30,857円 | 41,143円 |
Aネット証券 | 272円 | 487円 | 921円 | 921円 | 921円 | 973円 |