お得なリボ払いキャンペーン

今回は、リボ払いを利用して小遣い稼ぎをする方法について解説します。

リボ払いとは、クレジットカードの支払いを利用金額や件数に関わらず毎月一定額にして、月々の負担を軽くできるサービスですが、無計画に無駄な買い物する原因となったり、利用残高にかかる手数料が年率15%(楽天カードの場合)と非常に高いので、一般的にはFPとしては、リボ払いの利用はお勧めできません。

しかし、カード会社がたまに実施するリボ払いのキャンペーンは、うまく利用するとちょっとした小遣い稼ぎになるので、その方法を紹介したいと思います。紹介するのは、私が利用している楽天カードのキャンペーンですが、同じ楽天カードのユーザーでもキャンペーンの時期などはユーザー毎に異なるようなので、皆さんご自身で会社のホームページのキャンペーンコーナーで確認してください。

1.「あとからリボ払い」お試し!もれなく1,000ポイントプレゼント

 「あとからリボ払い」というのは、当初翌月1回払いで買い物をしたものの、支払いがきつい場合に、あとからリボ払いに変更できるシステムです。キャンペーン期間中(11月21日~11月30日)の間にエントリーして、支払いが確定していない12月以降の明細の中から、合計5000円以上を「あとからリボ払い」に変更すれば、2月の下旬に1000ポイントが付与されます。
例えば8000円の買い物を「あとからリボ払い」に切り替えると、支払い明細は以下のようになります。
支払月 12月 1月
リボ残高 8000円 3000円
リボ払い 5000円 3000円
リボ手数料(1か月あたり1.25%) 100円(8000円x1.25%) 37円(3000円x1.25%)

 

リボ手数料は2か月合計で137円なので、付与される1000ポイントと差し引きで、863円分得することになります。また、「あとからリボ払い」に切り替える金額を、キャンペーン適用条件ぎりぎりの5000円にすれば、手数料は62円で済みます。「あとからリボ払い」の切り替え手続きは、ホームページから30秒でできますが、気を付けないと支払い未確定の残高をすべて「あとからリボ払い」にしてしまうので、よく確認しながら手続きをして下さい。

 

2.「自動でリボ払い」のご登録&ショッピングご利用でもれなく5,000ポイント

 このキャンペーンは、最初のものよりポイントは多いのですが、ちょっと注意と手間が必要になります。キャンペーンの概要は以下のとおりです。
  • キャンペーン期間中(11月10日~12月7日)にエントリーして、「自動リボサービス」に登録する。
  • 登録後、キャンペーン期間中に、翌月1回払いで合計2万5千円以上の買い物をする。
  • 3月1日まで、自動リボサービスの登録を解除しない。
  • 1月、2月の支払月に、ショッピングリボ払いの請求があること。
  • 上記条件を満たすと、3月下旬に5000ポイントが付与される。

このキャンペーンを効率よく利用するためには、以下の点に注意しなければなりません。

  • 「自動リボサービス」を登録すると、その後のクレジットカードの利用額が全てリボ払いになるので、「自動リボサービス」登録中はできるだけカードの利用を控えて、リボ手数料を抑えるようにする。
  • 毎月のリボ払いは5000円ですが、これに加えて「リボ残高のおまとめ払い」によって、できるだけリボ残高を減らすようにする。ただし、1月と2月はリボ払いの請求がないといけないので、リボ残高がゼロにならないように注意する。
  • 3月1日を過ぎたら、忘れないうちに自動リボサービスの登録を解除する。

キャンペーンを利用した場合の支払明細の一例です。キャンペーン期間中に、3万円の買い物をして、それとは別にカードで公共料金等毎月1万円を支払っていると仮定します。

支払月 12月 1月 2月
リボ残高 40,000円 45,000円 15,000円
リボ払い(毎月分) 5,000円 5,000円 5,000円
リボ払い(おまとめ払い分) ーーー 35,000円 10,000円
リボ手数料(1か月あたり1.25%) 500円 562円 187円

 

上の例だと、手数料の合計は1,249円なので、差し引き3,751円分得することになります。上で述べた注意点には十分気を付けて、ポイントを効率よくゲットしましょう。もし、12月におまとめ払いができるようであれば、した方が手数料を抑えることができるのでいいですね。

今回は、リボ払いのキャンペーンでおいしいポイントをゲットする方法を紹介しました。キャンペーンの詳細は、カード会社のホームページでよく確認して利用して下さい。また、繰り返しになりますが、一般的にリボ払いは家計管理上は利用してはいけない、ということは十分理解して下さい。

Follow me!