元本確保型投信の真実

日経の投稿サイトCOMEMOに投稿しました。ご興味のある方は下のリンクからご笑覧下さい。

元本確保型投信の真実

投稿の内容の通り、この投資信託の事を販売に先行して報じた日経の記事の中で「元本確保型」と堂々と謳われていたため、これを見た方が誤解したり、販売の現場で記事が利用されることがないか心配です。日経は、用語が適切でなかったと訂正を入れる必要があるのではないかと思うほどです。

運用会社は、投資の哲学を地道に説明し、理解してもらうことに心血を注ぐべきではないでしょうか。このような「売りやすい」商品を作って顧客をごまかすことが、顧客本位とは到底思えません。

あと投稿の中では触れませんでしたが、商品説明資料にある債券価格シミュレーションを見ると、リーマンショックのちょっと前の2008年3月からの10年間で、債券価格が元本100に対して97を下回ることが無いような結果になっていますが、信用スプレッドのリスクが適切に反映されていないのではないかと思います。

現在は、信用スプレッドは低位で安定していると思いますが、もし金融危機のような状況が起これば、スプレッドの拡大によって債券価格が90とか80になる場合もあるはずです。中途解約した場合は元本が毀損するリスクがあることは説明されていますが、そのリスクがどの程度なのかという説明が不十分なような気がします。

この投信の購入を検討している人は、これがソフトバンクの社債と同じようなものであると理解した上で、それでもソフトバンクよりゴールドマンに事業資金を提供する方が好ましいと思えるならいいのですが、そうでないならば、個人向け国債をお勧めします。

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