賃金が21年ぶりの伸び!
今日の午前中、目に留まったニュースです。
6月の賃金の伸びが前年同月比で名目3.6%、実質2.8%と、共に21年5ヶ月ぶりの伸びでした。
企業業績が好調な中、企業がしっかりと賃上げで報いることはデフレ脱却の必要条件であり、年金財政的にもマクロスライドによる調整を確実に進めるための重要なファクターでしょう。
データは厚労省が毎月公表している「毎月勤労統計」というものですが、市場の注目度は低いような気がします。まぁ、1か月遅れのデータなので仕方ないのかもしれませんが、米国の雇用統計なんかよりも私たちの暮らしに直接的に関わるデータなので、もっと注目してみる必要があるのではないでしょうか。
なんていうことをツイッターでもつぶやいてみたのですが、正直私自身もそれほどウォッチしていたわけではありません。これを機に、毎月勤労統計が公表される5分前にはパソコンの前でスタンバっていたいと思います(笑)。
とりあえず、1991年からのデータをグラフにしてみたので、21年ぶりの快挙(?)をお確かめください。